dr422 戦隊モノならアカがトップなのに
 新聞によると、中国のKFCで経営の最高責任者氏が、フライドチキンを食べるパフォーマンスをして安全性をアピールしたそうだ。日本でも同様の光景は珍しくない。ダイオキシン風評被害の時も、O157問題の時も、JCO臨界事故の時も、首相は野菜やらメロンやらを食べていたように記憶している。
 スーダン色素は、通常、工業用染料として使われる赤色着色料で、中国をはじめ、ほとんどの国で食品への添加は禁止されている。2月18日に英国政府が、英国内で販売されていた食品(ウスターソース等)からスーダンレッドが検出されたとして回収命令を出したことから騒動になり、中国でも調査が行われていたもので、順調に(?)カップ麺やチリオイル(辣椒油)、漬け物(大根の唐辛子漬け)などの食品で見つかっていた。3月16日には、中国のKFCでローストチキン商品2種にスーダンレッドが検出されたことが明かとなり、日本でも、大々的に新聞記事となった。中国の共産主義を揶揄して、さすがアカの国だというようなコメントもネット上では散見されていた。
 今回の事件は、ローストチキン商品2種の調味料に使われた唐辛子粉の中に、スーダンレッド1が含まれていたことが原因であるとされる。

 隣の国でのできごととはいえ、ひと月以上かけてイギリスから中国に飛び火した。対岸の火事とはいえ、日本ではこのあと類似の騒動が起きたりはしないのだろうか。

 とはいえ、過剰に反応すべきものでもないと考える。発ガン性や遺伝毒性が疑われていて、なおかつ食品に使用することはほとんどの地域で認可されていない色素が食品に入っていたことについては、もちろん、是とはしないが、毒性データや検出された量のデータといったものがほとんど公開されず、「食品に発ガン性物質」といった情報のみが報道されているのもいかがなものかと思われる。ほんのわずかな発ガン性物質も許容されるべきでなくゼロリスクでなければならない、といった意見を持つヒトは、タバコはもちろんのこと、焼いた魚も食うべきではないし、その他の食品もさまざまな種類のものも気をつけて避けなければならないだろう。少しは某昼番組の司会者氏のように、何を食べても健康になってしまうといったポジティブシンキングを見習うべきであろう。
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by shinakaji | 2005-03-29 23:59 | review


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